
こんにちは。
女子フィギュアスケートはジュニアの選手の活躍が目立ちますが、
シニアでも頑張っている選手がいます。
今回は「木原万莉子」選手についてご紹介したいと思います。
この選手は難病を乗り越えて、競技者として復活した選手です。
彼女がどんな人生を歩んできたのか?
ぜひ注目してみてください。
プロフィール・経歴
プロフィール
名前:木原万莉子(きはら まりこ)
生年月日:1997年9月4日(19歳)
出身地:滋賀県
身長:158cm
コーチ:ブルーノ・マルコット、ニコラス・ヤング、イヤン・コノリー、シルヴィ・フラン
振付師:トム・ディクソン、ジュリー・マルコット
7歳の時に見たアイスショーをきっかけに
フィギュアスケートを始め、
小学6年生の時にアクセルを除く
5種類の3回転ジャンプをマスターしています。
幼いころから実力をもった選手だったんですね!
スポーツナビより
オータムクラシック女子SPの木原万莉子ちゃんhttps://t.co/Kp7gDCDAA4 pic.twitter.com/7WZNtlVfQZ— みづち (@Mizuchi2001) 2016年10月1日
経歴
2012-2013シーズン
全日本ジュニア選手権 10位
2013-2014シーズン
全日本選手権 8位
プランタン杯 優勝
全日本ジュニア選手権 4位
2014-2015シーズン
全日本選手権 8位
ババリアンオープン 優勝
ジュニアグランプリシリーズ
・B.シュベルター杯 6位
・チェコスケート 4位
2015-2016シーズン
全日本選手権 10位
GP NHK杯 10位
CSネーベルホルン杯 6位
トリグラフ杯 優勝
2016-2017シーズン
CSオータムクラシック 5位
昨シーズンのGP NHK杯と、今シーズンの試合で
パーソナルベストを更新しており、
まだまだ上位が狙える選手です。
今シーズンはどのような成績を残すのか楽しみですね!
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病気について
現在は競技生活を送っている木原選手ですが、
中学一年生の時に「大腿骨頭すべり症」という難病を患っていた過去があります。
そのため、一時は選手生命が絶たれる危機にあったのです。
2年後には病気を克服し、再びフィギュアスケートができるまでに回復しました。
木原選手を襲ったこの病はどのようなものなのでしょうか?
大腿骨頭すべり症について
大腿骨頭すべり症とは、大腿骨の成長板が股関節から離れてしまうことです。
肥満症の思春期の男児に起こりやすいと言われていますが、
原因は不明です。
初期症状は、股関節に軽い痛みが出ること。
悪化していくと痛みがももの内側から膝にまで拡がります。
放っておくと大腿骨頭に血液が行き渡らなくなり、壊死を起してしまいます。
この病気が発覚した場合は、手術による処置が必要になります。
大腿骨頭のずれを直し、金属製のピンで固定します。
術後は数週間~2ヵ月間、安静にしていなければなりません。
説明だけで恐ろしい病気だということが伝わってきますね。
フィギュアスケートができるようになるまで回復して
本当に良かったです。
大学について
木原選手は同志社中学・高校を卒業しており、
2015年4月に同志社大学スポーツ健康科学部に入学しています。
しかし、今はカナダのモントリオールに拠点を置いて
フィギュアスケートの練習に専念しており、
大学は休学中とのことです。
まとめ
難病にも負けずに、フィギュアスケーターとして努力を続ける
木原選手、かっこいいですね!
19歳ですが、まだまだ成績を伸ばしている選手なので、
今シーズンもどうなるかとても楽しみです!
頑張れ!木原選手!
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