外壁を白ガルバリウムにして後悔!新築中に張り替えた話

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ご無沙汰しております。かっぱぺんぎんです。

いつぶりの更新でしょうか。
最後に記事をアップしたのがいつだったかもはや記憶にありません。
ブログを放置している間引っ越したり家を建て始めたりと
なかなか慌ただしい毎日を送っておりました。

今回は念願のマイホームについて語りたいと思います。
建築中から後悔の連続!なぜこうなった!
戻れるなら土地探しを始めた頃くらいに戻りたいです。

後悔しまくりマイホームの話~入居前編~
第一弾は外壁についてです。
それでは語っていきたいと思います。

 

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外壁がガルバリウムになった理由

そもそもなぜ我が家の外壁がガルバリウムになったのか。
それは工務店のおすすめだったからです。

「今まではサイディングばかりやっていたんですけれど、
サイディングはメンテが大変なので今はメンテが楽で安く施工できるガルバリウムをメインにしています!」

家造りについてろくに勉強していない状態で家造りが始まってしまったため、
ぶっちゃけ

「サイディング?ガルバリウム?何それ?」

って感じでした。

そしてガルバリウムの見本を見せてもらった時の第一印象は、

「トタンやん」

もっとおしゃれな外壁に憧れていた私はガルバリウムのトタンっぷりに
なかなかショックを受けた覚えがあります。

ガルバリウム外壁がかっこいいと思う人が大勢いる中
私にはトタンにしか見えない…

予算に余裕はなく、注文住宅を建てること自体無理なんじゃない?
と思っていた中でのマイホーム計画だったため、
(注文住宅が建てられることがそもそもラッキーなんだから
可愛い外壁がいいなんて言えない。安くてメンテが楽ならいいじゃないか)

と思うことにしたのです。

 

色決めで悩む

外壁はガルバリウムであるとの説明を受けた後、
早速色を決めていく事になりました。

工務店が家の外観を3Dモデルで作ったときに仮で設定されていた色はネイビーでした。
ネイビーは嫌いではないのですが、外壁は明るい色がいいなと思っていたため
これとは違う色にしたいなぁと思っていました。

そこで見せていただいたのはニクスカラーの見本帳。
色々あるなぁ。つやありの方は明るい色がいくつかあるから
こっちから選びたいなと思っていたところ・・・

「つやなしのほうが汚れにくいんでこっちの方がいいですよ~」

と、つやなしタイプを勧められ、そっと閉じられるつやありの見本帳…
そうか…つやなしの方がいいのか…
ってあれ?つやなしタイプのカラー…暗い色多くない?

つやありと比べてなんだか黒っぽい。
シルバーやオレンジ、ブルーグリーンみたいな色は比較的明るそうだけど
なんか違う。これじゃない。

どうしよう、どれもしっくりこない。
ちょっと冒険してペールゴールドってやつにしてみるか?
でも絶対違うだろうな。どうしよう。。。

この時はとりあえずペールゴールドのサンプルを取り寄せてみるということで
話は終わりました。

ちなみに屋根もガルバリウムなのですが、
どうせ見えないからというのと大体の人はこれを選んでいるという理由で
屋根の色はいぶし銀に決まりました。

屋根の色もこだわりたかったけれど
いぶし銀でいいよね?って感じで話が進んだので
まぁいっか。。。となってしまいました。

 

ペールゴールドを見てみた

後日ペールゴールドのサンプルが届いたとの知らせを受け、
打ち合わせ会場に向かいました。

そして見た感想。

「うん、これはないな」

あまり覚えていないのですが、なんとも言えない色でした。
なかなか見ない色だったので外観のデザインが相当ハマらないと
採用するのが難しそうな印象を受けました。

じゃあ何色にするか?
前回の打ち合わせのあと、夫ぺんぎんに
「外壁明るい色がいいな~」
と話していたので、夫ぺんぎんが担当者に明るい色も見てみたいと頼んでくれました。

いや、そんなの自分で言えばいいじゃん。と思われるかもしれません。
しかしかっぱぺんぎんは超コミュ障なため、
担当者さんに「これがいいと思います!」と言われてしまうと
自分の希望は変なのかな、バカにされたくないし
これがいいっていうのならこれにすべきなんだろうな・・・
と自分の意見を直接言うことができなかったのです。

元々こんな性格の上、この時のかっぱぺんぎんは妊娠初期。
つわりや情緒不安定で打ち合わせの場に座っているのがやっとの状態。

こんな体調の中進められたマイホーム計画は、後々大後悔の連続を引き起こすのです・・・
数多にわたる大後悔に関する話は今後書いていく予定です。

 

話を戻しまして、明るい色も見てみたいとの希望を伝えたところ
つやありカラーをじっくりと見せてもらえることに。

この中だとホワイト系かな~
いくつかあるけどどれがいいだろう?

そこで気になったのはウールホワイト。
普通のホワイトよりも柔らかい印象の白です。
こちらもサンプルを取り寄せてもらうことになりました。

 

ウールホワイトを見てみて

そしてまた何日か時は過ぎ、
ウールホワイトのサンプルが届いたとの連絡が入りました。

外の光を当ててみて色をチェック。
おぉ、なかなかいいんじゃない?

外壁は明るい色が良いと思っていたものの、
ホワイト系一色というのもなんだか違う気がして
他の色も合わせたツートンカラーにすることにしました。

もう一つのカラー選びはわりとあっさり決まり、
外壁の色選びは終了しました。

この時はまだ、選んだ色で後悔するなんて思ってもいなかったのです・・・

 

白ガルバ外壁を見た衝撃

外壁を決めてから数ヶ月の時が過ぎ、
ついにブルーシートが外れ外壁がお披露目されました。

打ち合わせのため現場を訪れて外壁を見てみてびっくり

「あれ・・・なんかめっちゃ白くない?」

その日は天気が良く、日当たりが良い玄関側のガルバ外壁は
ものすごく光り輝いて見えました。

え、これ眩しくない?ていうか、ずっと見ていると心が落ち着かない。
自分の家って感じがしない。何だこの感覚?
どうしよう、どうしよう、やばい、これは

外壁の色選び失敗した…

ツートンカラーなので白一色じゃないんです。
だけどすごく眩しいんです。
それにこれは自分の家じゃないというざわざわした感じ。
家の壁を見てこんな感覚になるのは初めてでした。

後悔の念に襲われている自分のそばでは
「この色いいね~」
という声がちらほら。

自分の感覚がおかしいのか?
と、複雑な気持ちになりました。

 

みんな良いって言ってくれてるし、きっといい色なんだ。
ずっと見続けたら慣れて来るかもしれない。
帰宅してから頭の中は外壁のことばかり。
少しでも目を慣らそうと思ったのですが、写真を撮り忘れました。

代わりに白ガルバの家の画像を検索しました。
しかし、どの画像を見てもしっくりきません。

数ヶ月前に見た時は良い色だと思ったのになんで?

私は外壁の色を決めるにあたり大事なことを忘れていました。
面積効果です。

面積が大きくなるほど色が薄く、明るく見える・・・
陽の光が当たれば更に明るく見えます。

夏になればもっと強い光でより眩しくなるだろう。
その時自分の家を直視できる?めちゃくちゃ眩しいんじゃない?

そして白という色の特性について調べてみたところ、
白にはスッキリとして清潔感を感じさせる印象を与える一方、
光を反射しすぎて眩しく感じやすく、緊張感を高めてしまうことがる。
また、無機質さから疲れやすくなる心理的影響を及ぼすこともあるとのこと。

私は悩んだ挙げ句、夫ぺんぎんにこの日感じた外壁の印象を打ち明けました。
そして色選びに失敗してしまったこと、どうにかしたいという焦りから
こんなことを言い出してしまいました。

「まだ足場が残っているから塗り直せるんじゃない?
今なら足場代無しで色変えられるよ、塗り直そう!」

最初は何を馬鹿なことを言っているんだと呆れ気味だった夫ぺんぎん。
しかし私があまりにしつこかったからか

「じゃあ、工務店に相談してみる?」

と言ってくれました。

早速アポを取り、話し合いをすることになりました。

ガルバリウム張り替えの費用

白ガルバのショックから1日。
外壁の色が思っていたものと違ったと工務店に相談しました。

「色が想像と違うっていうのはよくある話なんですよね。
どうしてもこの色が嫌だというのなら張り替えますか?」

もう張っちまったし無理だよ、諦めろ的なことを言われるかと思っていたので
この言葉には驚きました。
でも張替えとなるとかなり高額な費用がかかってくるはず。
塗り直しで対応できないかと聞いてみました。

「塗ると数年で色落ちしてしまうのでおすすめできません。
色を変えたいのなら張替え一択です。」

張替えの場合、平米数でおよそいくらぐらいになるのか計算できるとのこと。
うちの場合単価がいくらだったかは忘れましたが、50万円くらいになるだろうとのことでした。
ツートンカラーなので変えるのは白のところだけです。それでもこの金額。
雨樋などもまとめて交換となるともう少し費用がかかると言われました。

50万円…この額が出せるのなら他のことに使うべきなのでは?
しばらくすれば見慣れるかも。
でも慣れなかったら?何十年先のメンテの時までずっとこのまま?

かなり悩みました。担当者さんも夫ぺんぎんも
「これからずっと暮らしていく家なんだから、
家を見るたびに辛い気持ちになるのなら変えたほうが良い。」
と言ってくれます。だけど大金を使うわけだし、この色がいいねと言ってくれた人もいる。

前日に担当者さんから聞いた話。
お客さんの中に白のガルバにしようか迷っている方がいて、うちの外観を見せたところ
「この色すごく良いですね!これにします!」
と即決されたそう。

こんなに気に入ってくれる人がいるのに、
自分はなんでこの色じゃない!って思ってしまったんだろう。

もう日が暮れていて、外壁は穏やかな色味になっていました。
更に日が落ちて、辺りが暗くなり始めた時、
近くに止まっていた白い車の色が”白っ!”って思えたのに対し、
家の外壁は柔らかく落ち着きのある白色に見えました。

こうやって見るとウールホワイトって良い白だよなって思いました。
外に出て外壁を眺めて悩み続けました。
日が当たっていない時はあのゾワゾワ感はないけれど・・・
ツートンカラーにしたもう一方の色のほうがしっくりくるな。

月末まで足場はあるから今日決めなくてもいいですよ。
でも工事をストップすることになるから変えるならできるだけ早いほうが良い。
と言われました。

もう一度よく晴れた日に見てから決めようと思いましたが、
翌日から1週間は曇りか雨予報。
なので今決めることにしました。

「白は全て剥がして全てもう一方の色にしてください。
よろしくお願いします。」

 

最後に記念撮影

張り替える前に写真を撮って記録しておこう。
そう思って翌日現場に向かいました。

それがこちら↓

画像を加工したので一部歪んでいますが色はいじっていません。
この日の天気は曇り。
大工さんが来ていてなんとなく顔を合わせづらかったので
車からこっそり撮影しました。

こうやって見てみると悪くないんですよね。
だから本当に変えてよかったのか?
と、帰ってからも悩み続けました。

 

張替え完了、見た感想は…

張替えを依頼してから3日後には再びブルーシートに包まれた我が家。
用事があったため家の中に入ろうとすると
隙間から新しいガルバリウムが見えました。

「あ、これなら大丈夫」

以前のようなざわざわ感はなく、
すんなりと受け入れることができました。

 

結局張替えは正解だったのか?

白ガルバの外壁を見て失敗した!と思ってから
ネットで外壁の色を後悔している人の話を読み漁りました。
嘆く彼女、彼らに対してかけられた言葉は
「そのうち見慣れるよ」
というものが多かったです。

私もそのうち慣れるのかな?
と前向きに考えようともしました。
だけど自分の家として受け入れられないあの感覚がなくなる自信がなかったのです。

また、白い外壁について調べていたところ、
汚れが目立つ(これは覚悟していた)というよく言われるデメリットの他に、
虫が寄ってきやすい
というデメリットがあるということを知ってしまいした。

このことは担当者にも話してみたのですが、
「そんな話は聞いたことがない。その点は大丈夫でしょう。」
との返事。

白でもガルバなら虫来ないのか??
でも、虫苦手だから虫が集まってくる家なんて嫌だ!
とますます白い外壁への拒否感が強くなってしまいました。

張替えが終わり、ブルーシートも足場もなくなり、
とても見やすくなった我が家の外壁。

家が完成に向かっていく中で、
やっぱり白でも良かったんじゃないか?
と思うことはあります。

でも新しくなった色を見て
「この色嫌だなぁ」
と思ったことはありません。
これくらいのほうが落ち着くと感じています。

だから張り替えは正解だったと思います。
きっと日差しの強い季節になったときに
より強くそう思うでしょう。

最初から白を使わなければこんなにお金がかかることはなかったのに…
という後悔は残りますが、
元々外壁はこの値段だったんだと言い聞かせています。
建築途中で完成形を見る前にも関わらず
外壁の貼り直しを許してくれた夫ぺんぎんには
感謝してもし尽くせません。

家の外観については他にも後悔していることがあるので
それについては後日別記事で書いていきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

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