こんにちは。
今日はタマゴが安い日だったので、
スーパーに買い物に行ってきました。
いろいろなスーパーが
取り入れているルールだと思うのですが、
タマゴを通常よりも安く買おうと思ったら、
一定の金額以上の買い物を
しないといけないんですよね。
そういう日に限って
いつもは安い商品が少し高めの値段設定になっていて、
結局タマゴをお得に買えたかどうかが
怪しくなってしまうという。。。
以前行っていたスーパーは
タマゴが安い日も特売をやっていたので
非常にお買い得だったんですけどね。
今はもう近所にないので
うまくやりくりしないといけないなぁと
日々感じています。
さて!今回の話題は、
2017年4月20日に放送される
「奇跡体験!アンビリバボー」(木曜19時57分~フジテレビ)
で紹介される、
「土居善胤」さんと、「桧原桜」についてです!
土居さんは一体どのような人物なのでしょうか?
桧原桜って?
調べてみました!
土居善胤プロフィール・経歴
名前:土居善胤(どい よしたね)
出身地:愛媛県
生年月日:1928年生まれ
土居さんは福岡県南区の
福岡相互銀行(現:福岡シティ銀行)で
広報担当として働いていました。
(2002年時点では広報室顧問)
通勤路には9本の桜の木が植えられており、
土居さんはその桜の開花をとても楽しみにしていたそうです。
ところが、1984年3月10日に、
1本の桜の木が伐採されてしまいました。
その理由は、道路の拡張工事のため。
そこに植えられていた桜は桧原桜(ひばるさくら)と呼ばれるもので、
当時の樹齢は50年でした。
昔から地元の人に愛されてきた桜だったそうです。
1本目の桜伐採の次の日、
土居さんは残った桜の木に、
次の短歌を書いた色紙を括りつけました。
花守り 進藤市長殿
花あわれ せめてはあと二旬 ついの開花を ゆるし給え
膨らみかけたつぼみをたくさんつけた
桜の樹が伐採されることを惜しむ気持ちが
現れている歌です。
この土居さんの行動がきっかけで、
同じように桜に短歌を書いた紙を括り付ける人が
たくさん現れました。
このことは新聞で取り上げられるほど話題になり、
当時福岡市長であった進藤一馬さんは、
福岡市土木局に桜の伐採に関する再検討を依頼しました。
その結果、歩道に桜の木が存在できるようにし、
さらに新しい木を2本植樹することになりました。
1人の行動が、ここまで多くの人を動かし、
桜を守ったというのが感動的ですね。
日本人が桜を愛しているということも
よく伝わってくる出来事です。
小学校の道徳の教材にこの話が使われたり、
今でもこの物語は語り継がれています。
さらに、土居さんは2016年6月に、
「第42回博多町人文化勲章」の表彰を受けています。
身近な桜の木にこんな歴史があったのだと、
これからも多くの人に知ってもらいたいですね。
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桧原桜はどこで見ることが出来るの?
土居さんが守りたいと思った桧原桜は、
「桧原桜公園」として現在も残っています。
桧原桜の品種はソメイヨシノだそうです。
毎年開花の時期になると、
撮影会や短歌の飾りつけが行われます。
2017年は3月28日に開花したとのことなので、
見頃は3月下旬~4月上旬ごろですね。
今日はポカポカ陽気に誘われて近所の桜の名所へ。
桧原桜は当時の市長の粋な計らいで伐採されずに今も大切に保護されている風情のある桜なんです🌸
開花の時期に福岡にいる事は滅多にないので、今年はお花見出来てラッキーでした😊 pic.twitter.com/6kjxQxjFVl
— ⚾︎1(ユミ)ダホ──!⍢⃝ (@8yam1yum0) 2017年4月4日
出典:Twitter
桧原桜公園基本情報
住所:福岡県福岡市南区桧原1-5
アクセス:桧原桜前バス停下車すぐ
◆西鉄 「大橋駅」より、西鉄バス行先番号[外環 1番(旧 700番、通称:外環バス)]乗車
所要時間:約35分
◆地下鉄 「福大前駅」より、西鉄バス行先番号 [外環 1番]乗車
所要時間:約15 分。
駐車場:あり
今年の桜の開花は終わってしまいましたが、
来年見に行ってみてはどうでしょうか?
まとめ
今回は土居善胤さんと、桧原桜について
記事を書かせていただきました!
土居さんのような一人の一般人の行動が
地域の住民を動かし、
市長にまで影響を与えるなんて
すごいですよね。
今でも道路工事のために桜を伐採するという
話題がたまにありますよね。
それに関して反対運動を行っている人も
いるようです。
これが桜の木ではなく、他の木だったら、
同じように伐採反対を訴える人は
どのくらいいるのだろう?
と思いました。
おそらく、桜だからこそ、
多くの人が「この樹を守りたい」
と思うのではないのかな。
日本にとって桜は昔から馴染みがあるものであり、
春の風物詩ですもんね。
一年のうち、わずかな期間しか
咲かない桜の開花を楽しみにしている人は
大勢いますよね。
土居さんが守りたいと思った桧原桜が
現在も同じ場所で咲き続けているというのは
本当に喜ばしいことです。
これからも福岡市民に愛される桜として、
長く咲き続けてもらいたいです。
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